山と渓谷 3月号

特集「山野井泰史 垂直の記憶」 見開き写真がどーんと載ったかと思うと、細かい字でぎっしりとレポートがつづく。
「風が強すぎるのでツェルトをたたんで耐えてみた」とか「ピッケルがないので、雪に手を突っ込んで登る」とか、すごいはすごいけど、冷静に考えると奇特な人にしか思えない。底知れぬ寂しさみたいな、重た〜いのがひしひしと伝わってきて、読んでると実にしんどい。しんどいのに終電の酒臭い車内で読んでみた。
他にも、梅里雪山に遭難者を探しに行く記事、山の突然死分析、遭難騒ぎで一躍有名になった安達太良山紹介とか。