2006-10-15 クライマーズ・ハイ 本 クライマーズ・ハイ (文春文庫)作者: 横山秀夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/06/10メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 93回この商品を含むブログ (395件) を見るNHKのドラマの再放送に触発されて読んでみた。題名で想像していたのとは違って、JAL123便墜落事故を追う群馬の新聞社のお話なのである。電車の中とドトールとミスドで一気に読む。過去の功名にこだわるもの、せっかくの取材をつぶされる者、部署間の縄張り争い等、盛りだくさんである。携帯が使えない頃の「関東のチベット」群馬・上野村と、前橋との距離感が面白い。今でさえ遠い上野村がさらに遠く感じる。 ドラマから小説を読み出したので、読みながらどうしても佐藤浩市の顔が頭から抜けない。赤井英和も気持ち悪い標準語を話している。「赤井英和が谷川を登っている絵」というのも想像できない。ただ県警キャップの佐山さんはハマリ役だった。ああ、先週の後半見逃したのが悔やまれる。