皆生トライアスロン

宮古島にいけなかったので、これが人生初ロング。7月に入って気温が上がったせいで体調は最悪。この2週間の週末はずっと寝てました。やや気持ち引き気味に現地入り。
去年とは違って快晴。心配していたスイムは意外とすんなりクリアし、バイクコース入り。バイクのコースは145km*1のコース内に起伏をいくつも含んだ、なかなかのいじめコース。鬼門は大山に向かう300mの登り。それから100m弱の登りが地味に4〜5箇所程度ありこれもきつい。さらに河川敷あり地下道あり信号ありと、なかなかバラエティに富んであり気が抜けない。また大部分で交通規制がかかっていないため、渋滞の車列を追い抜いた際に車から応援されるという、他の大会ではあまりお目にかかれないシチュエーションにも遭遇する。
景色がいいので、バイクの前半はわ〜いと楽しみながら漕いでだけれども、非常に気温が高く(途中通過した温度表示で32度)後半は非常にしんどかった。熱中症対策でひたすら頭に水をかぶっていたけど、ラスト10kmで足がつって5分くらいストップ。今にして思えば、このバイクのラスト10km〜ラン5kmが一番しんどかったように思う。丁度一番気温の高い時間で半分意識朦朧としていたし、この区間で意識を失って失格したという人の話も後で聞いた。この区間は、エイド間の距離が大変長くて日陰も少ないため、とても苦しかった。ここを抜ければエイドの間隔も細かくなり、体も何とか持ち直す。
ランはハーフまで何とか10km70分程度で刻むが、ハーフを過ぎて一気に消耗し、エイドでひたすら食糧補給。ランのコースはひたすら歩道を走らされるうえ信号順守となるため、特に米子の市街地の走行は大変苦しい。それでも一般市民の普通の生活の間に展開するレースという光景がなんか変で面白い。その辺の通りすがりのじいさんばあさんも応援してくれるし。近くの団地からも応援が聞こえるし。
というわけで暑さにやられながらも無事完走しました。

Swim(  3km) 1:11:55
Bike(145km) 5:27:28
Run ( 42km) 5:27:06
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           12:06:59 (316位)

さて、ここまで28回続いてきたというのは、なかなかの熱意だとおもうのですが、出場者のことが考えられているのかというと、やや首をかしげざるを得ない。バイクコースに距離表示を付けてほしい(少なくともエイドくらいは)、信号や歩道橋を渡るランのコース設計を見直してほしい、といったあたりはだれもが口にしていた話。それはそれでいいのかもねって思うところもなくはないですが、平均年齢が高く若者が寄り付かない元凶がちらちら見え隠れしているところが、新参者には気になる大会でした。

*1:あとでメーターを確認したら140km弱しかなかった。ほんとに145kmある?