喜茂別岳 (1/16)

今年も北海道テレマーク遠征。メンツは去年と同じ三人。去年はみんな独身だったのに、ほかの二人は嫁も子供も確保。「もうそろそろ俺らもおっさんやね」とかいう言葉も飛び出す。いやいや、まだまだ。

せっかくの遠征だけど寒波が強烈で、朝から荒れ模様。それでもせっかく早起きしたので登ります。だれもやめようとか言い出さないのがえらい。

ルスツから中山峠に向かう国道230号の待避所に車を停めてスタート。「北海道雪山ガイド」に書いてある送電線下の待避所は除雪が追いついてなくて、それよりもずっと中山峠側の待避所を使うことに。

登山口となる林道入口まで国道沿いに600mくらい。車から珍しがられながらのアプローチ。遠いぜ。。

林道は沢沿いに喜茂別岳方面に向かっていきます。1kmくらい登って、標高540m付近でスノーブリッジを渡る。

ここからほぼ真北に進路を取りながら送電線をくぐる。傾斜はかなり緩いのだけど、昨日からの雪は膝下まであって、強烈なラッセル。まだテレマークも慣れなくて、交替しながらラッセルする先頭二人の後ろをついていきます。ごめんなさい。

標高700mを越えたあたりでようやく傾斜がついてきて、登ってきた方向の眺望がきいてくる。最終到達点は標高900mちょい。この天気だとこのあたりが限界です。このあたりから滑り出し。

新雪が余りにもたっぷり過ぎて、膝下まである雪が足元にねっとりまとわりつく感じ。滑り出しの一番きつい傾斜でもまったく進まない。「まだ早すぎたか…」ってな感じ。それでも何とか取れた1枚。

せっかく来た喜茂別、コースタイムの5割増くらい。「こりゃ修行だね」という感想が出るような状況で、かなり残念な感じで終了。難しいね。。春先に行くべき山と見るべきか。ちょうど車に戻ろうとした時間に除雪車が来ていて、なんだかすごいことになってました。

◆ 行程

[08:30] (500m) 国道脇 待避所
[08:50] (500m) 林道開始
[09:30] (540m) スノーブリッジ 渡渉
[10:30] (660m) 送電線と交差
[12:30] (900m) 最終到達点。ここから下り。
[13:30] (660m) 送電線と交差
[14:30] (500m) 国道に戻る。

明日に続く…。