Ironman 70.3 Singapore 2011


シンガポール行ってきました。時期が時期なんで、大分迷いましたが、色々な方の後押しも受けていくことにしました。かなりの日本人選手が参加されていましたが、参加できなかった選手もかなり多かった様子。

そんな中、プロ選手である西内夫妻が中心となって、日本赤十字への募金が呼びかけが行われました。これがきっかけで協賛スポンサーのAvivaの義援金が決まったとのことです。ありがたい話です。


さて当日。スイムのウエット着用可否は水温できまるのですが、それを確かめるまでもなく全員がトライスーツのみの着用、むしろ上半身着るかどうかが問題でした。自分は上半身を脱いでスイムスタート。

スイムは東向き→西向きの1km周回コースx2周だったのですが、東→西の潮流が強かったようで、上位の選手もかなり苦しめられたみたい。周回ブイも分かりづらくて(ちゃんと陸上で確認すればよかった)なんと自分は、1.9kmに1時間もかかってしまった。もうだめかと思いました…。

バイクとランのコースはほぼフラットの周回コース(バイク30kmx3周、ラン10kmx2周)ミドルと言えば起伏の激しい「佐渡B」しか知らない自分にとってはとてもありがたいフラットなコースだったのですが、バイクの2周目でパンクしてしまい、なんとか10分で修理済ませたものの、スイムの遅れを挽回できず。ランでは1kmで暑さにやられて痙攣ストップ。やはり暑さが過酷で、日本の真夏ほどではないけど、暑さで歩いちゃうランナー続出。それでも自分は何とか 5.5分/km を維持してゴール。実況のウィットさんに日本語で「やったぜ!」って声かけてもらって。最高に楽しい瞬間だった。

Swim Finish 0:59:19
Bike Finish 3:55:56
 Run Finish 5:53:59

終わってみると反省点だらけ。せっかくのスピードコースなのに悔しさばかりが残る感じでした。「日本人元気なところ見せに行こうぜ!」というつもりだったけど、逆に「日本人頑張れ!」と日の丸描いたウェアをつけて走るシンガポールの選手もいて、こっちが何だか沢山励まされてしまった。がんばんなきゃなと。

シンガポールの人は、トライアスロンと言わず、みんなが日本のことを心配してる。テレビでもトップ扱いでひっきりなしに日本のことは流れていて、その合間に子供たちが募金箱に募金している様子が流れてた。

今回地震で出場できなかったり自粛したりした日本人選手も多かったはず。自分は結局出場したけど、帰ってきた今でも自分みたいな選手が出場して本当によかったのかなと未だに悩んでいたり。自分にできることは少ないけれど、たくさんもらった「頑張れ!」は無駄にせず進んで行かなくちゃと思った旅でした。

今回誘ってくれたK夫婦、ありがとう! 色々メールや電話くれたメンツにも感謝。またみんなで大会でようぜ!

明日からお仕事。