佐渡国際トライアスロン2011


今年で4回目の佐渡。今年もBタイプで出場。

大会1週間前から台風12号がじりじりと接近していて、佐渡まで船で渡れるかどうかも懸念されたのですが(おかげでろくに仕事も手に着かない、とかいうのは言い訳かしら…)少しずつ近畿方面に進路を変えてくれたおかげで、前日の船も無事出港。レース自体は、風がやや強いためかAタイプの3.8kmスイムが2.0kmスイムに変更しただけで、他の競技はすべて時間通りの実施。出発まであれだけやきもきしたのが嘘のよう。


スイム会場となった真野湾は、比較的なぎで、沖の波は大きくても1m弱くらい。「今年はデュアスロンに決定した」という噂が直前に飛び交ったのは一体何だったのかと思うくらいの穏やかな海。ただ砂浜近くでは大量のクラゲがいて、入水チェックの段階から「痛い!」「なんだこれ!」とすでにお祭り状態。一緒に出たメンツは、腕や首が真っ赤になりました。自分も顔面にクラゲの猛アタック。ここまでひどいのは初めてだった…。

佐渡東海岸は、猛烈な東寄りの風が吹いて、バイクのコースは場所によって潮が道路に打ち上げられるようなところも。台風直撃で恐れられていたほどの強風はなかったけど、常に6〜7m程度の風があって、これがなかなかに厳しい。向かい風の道路ではひたすら耐えて、追い風になると楽勝で40km/h進行。

ランではまたもやスタート2kmで足が痙攣をおこしてストップ。すると、沿道のじいちゃん・ばあちゃんが手に手にバンテリンやらなんやら沢山持ってきて、そんで沢山足に塗らせてもらった。何度出場したら改善するのだろう、俺。いつまで沿道のサポートにお世話になるのやら。ううむ…。そんな親切に甘えて、エイドでひたすらエアサロかけまくって、なんとかゴール。

Swim 0:47:05
Bike 3:41:08
Run  1:55:50
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Goal 6:24:03 (136位/完走633人中)

暑い一日になると言われていたのだけど、雲が多くて意外に涼しく、バイクで強烈に風が吹いたのを除いたら、ベストコンディションだったのでは。ただし、Bタイプのゴールラッシュが落ち着いた16時ぐらいから雨が強く降り出して、Aタイプの選手は厳しかったはず。Aタイプの選手達には本当に頭が下がる。

テレビ関係者が出場するということで、大会自体がぐちゃぐちゃになっちゃうのかなと思ってたけど、佐渡のほのぼのした沿道の応援は相変わらず暖かくて、ドラム缶叩いて応援するおばあちゃんとか、ハイタッチで迎えてくれる小学生とか、素朴な雰囲気はやはり佐渡ならでは。来てよかったね、本当に。むしろ浮足立っていたのは選手の方で、「誰々が来た!」「誰々がトランジット入ってきた!」とか、なんか面白かった。結果は残念だったみたい*1だけど、トライアスロン自体盛り上がってきてるのに一役買ってるのは間違いないし、これでますますいい雰囲気になるといいねって素直に思えた光景でした。

みんなお疲れ様!

*1:公式リザルトが気になる方は、佐渡国トライアスロンの公式ページでAタイプのリザルトを見てください。検索で飛んできてがっかりな方には申し訳ありません。