気象予報士試験 受験2回目(平成23年度 第1回)


「山や海で死なないように」という訳で今年から受験を開始し、今回で2回目の受験。前回1月の試験では、めでたく学科2科目とも合格だったので、今回は実技のみ。

あとは実技だけ、そう思ったらとたんに勉強やる気が失せてしまい、もちろん「実技の壁」と言われるような、実技がなかなか受からないという事実は知っているのだけれど、結局ずるずる日が経ってしまい、そんな調子で受験日を迎えてしまった。

宿題をため込んだ小学生のような、あるいは納品日直前で涙目になっている社会人のような、そんな心境。とはいえ学科免除がもったいないので、逃げずに受けてきました。

今回は、7月の梅雨明け直前の低気圧と、12月の二つ玉低気圧の2題で、実にスタンダードな取り合わせ。この組み合わせに対して準備不足で挑むとはなんとももったいない。

確実にいろんな場所を間違えた。天気図の雲形(積乱雲)を誤答し、衛星画像の形状(ドライサージ)を答えられず、「多分出ない」などと意識的にスルーしていた沿岸波浪図の問題が登場して涙目になり(写真右)、問題解きながら反省文が頭の中をぐるぐると。

ちなみに写真左下の図は、12月の関東地方に現れた「沿岸前線」の一例とのことで、低気圧周辺のみに気を取られず、天気図に現れないシアラインにも注意せよ、というすばらしい設問。とはいえ18度の等温線を引けという課題、ちゃんと書けていたのかどうか、俺…。

まあ仕方ない。また来年。