無駄に忙しい身延線の車掌

先週末乗った身延線の話。

身延線ワンマン運転が基本だが、自分が乗ったのは部活帰りの高校生でにぎわう夕方の電車で、乗客が多いためかワンマン運転を行っておらず、車掌さんが乗車していた。身延線の駅はほぼすべての駅が無人駅のため、駅に止まるたびに車掌が駅の出口付近にダッシュし改札を行う。
といっても出口が駅ごとに違うので、車掌さんは前もって車内を移動して、出口に一番近いドアで待ち伏せ。一人たりとも無賃乗車を許さない。

出口の関係で、運転席に車掌が乗り込んでくることがある。この時の運転士との連携がすごい。

  1. ある駅に到着。運転士が扉を開ける。車掌、駅出口付近にダッシュし改札を開始。
  2. 頃合いを見計らって運転士が扉を閉める。車掌、外に取り残される。運転士は運転台に座り待機。
  3. 車掌、運転席までダッシュして乗車。扉確認ベルを鳴らす。
  4. 運転手はベルが鳴ったのを確認して発車操作する。

運転士がすぐ隣にいるのに車掌が確認ベルを鳴らすあたり、一種異様な儀式のように見える。口で「確認しました」って言えばいいのに、と。
写真を撮りたかったが恥ずかしかったのでやめた。