Number 698号

ナンバーノンフィクションで、ジョニー黒木の引退までの軌跡の記事があり、立ち読み。表紙は「岡田ジャパン」なわけですが、そこは気にしない。
腕の手術以来、本来のパフォーマンスが出せない状態が続いているにもかかわらず、周囲の期待は依然収まらず、そのギャップに苦しみ続けてきた、と。「どこまでも泥臭く野球を続けていくんじゃなかったのか」という問に対して、1年間2軍で野球を続けてきたことを振り返って「もう十分泥臭くやってきた。十分じゃないか」と。
吉井が「野球はどこでもできるよ」といったように、客観的に見れば「逃げ道」はいくらでもあったはずだが、そうさせなかったのは本人の理想の高さ、周囲の期待の高さゆえでしょう。
残酷というかストイックというか。
66才でオリンピック(馬術)に出場する法華津寛氏の記事もあります。朝5時半からの練習を「何十年」も欠かさなかったと。頭下がります。
http://number.goo.ne.jp/others/698/20080228-4-1.html