天神平で吹っ飛んだスキー板を探しに行く(敗退)

ちょっと馬鹿すぎて書こうかどうか迷ったのですが、まあ各方面に報告義務があると(勝手に)思っているので書いてみます(地形図は電子国土ポータルからの画像を加工したもの)

去る1月24日、天神平にM氏とテレマークスキーで攻めに行きました。ちょうど地形図の緑点線のラインを滑ったのですが、初心者の自分がM氏を谷の真下に見たまま滑り込んで雪崩を起こしてしまい、M氏が巻き込まれて片方の板を吹っ飛ばしてしまい、板が行方不明となりました。1時間くらい周囲の雪を掘りつくしたけど見つからず。恐らく図のP2(×印)あたりがその場所と思われます。GPSを持っていたのですが、誤って記録を消してしまいました。
ちょうどその直前あたりの写真。今思えばもろに弱層でやめとけばよかったと後悔ばかり。

場所が大体推定できるので、先週その地点まで行って板がないか調べてきました(地形図・赤曲線)
沢の技術をまったくもっていないので、標高1050m付近まで天神平までの登山道をたどり、そこからP1で登山道を外れて同じ標高の線を正確にたどり、西黒沢出合付近まですすみます。大体こんな感じ。ひたすらヤブです。修行僧。

斜面上から望む西黒沢。P1〜P2の中間地点くらい。傾斜が半端ない。

P2付近に到達。場所を正確に覚えてないけど、沢の出合であったのは間違いなくて、多分こんな感じだったような気がする。そうだとすると左側の沢から下りてきたことになるが、雪がヤブになっただけでこれじゃなんもわからない。そりゃまあそうでしょうよ。なにしにやってきたんだか。

あきらめきれないので周囲をさまよったけどやはり見つからず、P2から尾根まで写真みたいな沢を詰めながら探索したけどやっぱり見つからず。3時間ヤブの中を彷徨って登山道に合流。うむむ、なんという徒労。。

しかし、これだけヤブがあるラインを、冬場スキーを履いてやってくると、何の苦もなしに滑ってこれるわけだから、不思議なもんです。まあそれを発見できたというだけでも収穫だったのかしら。
教訓、山で無くし物をせぬことです。関係各位、いろいろ馬鹿すぎてごめんなさい。こんな感じで勘弁してください。。