続・ラダックの洪水被害

「ラダックの風息」の著者で、今月頭からラダックでトレッキングをしていた山本高樹さんのブログが現地レーから更新されています。
http://ymtk.jp/ladakh/
いわく、たまたまトレッキングに出ていたため、レーやチョグラムサムでの洪水被害に遭わなくて済んだそうです。
以下引用:http://ymtk.jp/ladakh/2010/08/post_173.html

あれだけの悪天候、悪条件の中で、カルナクの難しいトレッキングルートを歩いていながら、怪我ひとつせず、撮影機材を壊すこともなく、けろっとして乗り切ることができた。道路の復旧まであと何日かかるかわからないような峠の向こう側から、信じられないようなタイミングで連続してヒッチハイクに成功し、レーに戻ってくることができた。しかも、最初と二番目に僕を乗せてくれたジープとピックアップトラックのドライバーは、どちらも僕のラダック人の友達の知り合いだったのです。そういう意味では、僕はつくづくソデチャン(ツイてる人)だった、と思います。

そして彼の指摘:
以下引用:http://ymtk.jp/ladakh/2010/08/post_175.html

あと二ヶ月もすれば、ラダックには冬が訪れます。食料や救援物資、建築資材を運び込むための道路も、雪で塞がって通れなくなってしまいます。家や畑を失った人々は、マイナス20度の極寒を耐えしのがなければなりません。少しでも早く、的確な、そして継続的な支援が必要です。

NGOジュレー・ラダックが洪水被害復興支援の義援金の募集をしています。
http://julayladakh.org/kinkyubokin.html
山本さんは義援金募集のため、現地での状況を詳しく写真に収めるために、しばらく現地にとどまるとのこと。
あんまりこの手の引用はしないポリシーですが、大分お世話になった土地なので載せておきます。