ハノイ (10/1〜2)

長距離バスで、ライチャウからハノイへ。輪行バックをぶら下げてハノイの街をさまよって、何とかホテルにチェックイン。かなり疲れたんで、もうひたすらダラダラしてゆっくりしてようかなと思ったら、街は何やら騒がしい。フロントに聞いてみた。
「今日何かあるの?」
「今日から10日間祭りが続くの。今日はその1日目」
え。なにそれ。
まったく知らなかったのだけど、2010年は、1010年に李公蘊が現在のハノイ(当時はタンロン=昇龍と呼んだ)に都を移して1000年という記念の年らしい。10月1日はその記念式典がある日。金曜日だけど祝日に設定されているようで、街は休日の雰囲気。どこ行ってもえらい混みようでした。民族博物館と歴史博物館を回ったらガラガラでしたが。。
で、夜中の8時。ガイドブックには「ハノイは9時を過ぎると人気がなくなる」と書いてあったので、もうそろそろ寝ようとしてたら、いきなり花火が上がる。テレビをつけたら、テレビにも花火が映っているので、おおこれは祭りが始まった!と思い、慌ててホアンキアム湖までダッシュ。写真は湖から打ちあがる花火。
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この花火を聞いて、ハノイ市民が一気に動き出した。ハノイ名物スクーターが湖めがけて殺到したので、まるで革命が起きたようになった。えらいことだ。
信号も交通整理もない路地を、ひたすら何かを目指して殺到する人々。あまりにも怖い光景だったので、慌てて現場を脱出したら、あらゆる路地で人が殺到していて、ホテルに戻るのに10分もあれば到着するところを1時間もかかった。まあ迷子になったのもあるけど。
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翌日。この日もだらだら。この日も、いろんなところで式典の連続。ホーチミン廟には、普段はおいていない(と思われる)"THANG LONG" の看板が。この他、タンロン遺跡の発掘現場では無料での特別公開が行われていて、非常に面白かった。
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ロンビエン橋を渡って、Song Hongを見に行く。ベトナム戦争時には爆撃対象となり、何度も掛け替えたらしい。真ん中は列車が通るのですが、単線なのに6本もレールがあって非常に興味深かった。現役なのは2本だったけど。
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この旅、3度めのRed Riverとの対面。長い道のりでした。おつかれさん。
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