裏磐梯山岳耐久レース

11/7の裏磐梯山岳耐久レースに出てきました。去年も出た神奈川の某トレランに出ようかなと思ってたのですが、ランネット・トレイルのレース一覧にたまたま載っていたのをみたので、思い付きでエントリー(当日聞いたらそういう人は結構多かった)。

エイドなし、案内板なしのレース。コースは前日の説明会で地図が配布されて、当日はその地図を読みながらチェックポイントをたどる、というやや本気な感じ。参加者は40名程度ということでこじんまりした大会。

今年が第1回ですが、去年のプレ大会ではコースアウトした参加者が続出したそうで、その前例を踏まえてか、前日にはかなり丁寧なコース説明がありました。コースは登山地図にも載っている通常の登山道が中心で、地図を読みながら登山している人であればそこまで難しい道じゃないですが、去年のこともあってみんな必死です。

というわけでスタートの風景。こじんまりとした大会っぽくほのぼのした感じの中で、気合いの入った参加者のぴりりとした雰囲気も漂うスタート。

コースは磐梯山と猫魔あたりを回る36km。総上昇は2000m超。みんな配布された地図を片手に持ってルートを確認しながら登っていきます。前半の関門までに900m前後の登りが2連発で、これがなかなかに厳しい。1500mを越えたあたりでは一部トレイルに積雪もあって、雪解け水でぐっちょぐちょ。

それでも天気が非常によくて、ちょっと遅れ気味の紅葉を楽しむ登山客も大勢。山頂付近では、桧原湖が非常にきれいに見えました。練習も不十分な自分は「まず完走」を第一に、「いやーきもちぃー」とかなんとかいって、ほかの選手とバシバシ写真を撮りまくる。みんな笑顔が絶えない。こんなに気持ちいいトレランも他にないのでは。登りがきつくなければね。。写真は桧原湖方面。遠くの山まできれいに見えている。

前半の関門の様子。制限5時間なのですが、ぎりぎりの4時間30分で通過。後で聞いたらここで15名程度が脱落したとのこと。景色は最高だけど、なかなかに厳しい制限タイム。

後半のトレイルは、前半のコースよりも乾いていて走りやすかった。他の選手のスピードも上がってきて次々抜かれてしまう。それでもめげずに写真バシバシ取る。写真は猫魔から望む猪苗代湖。猫魔を遠くのチェックポイントから眺めていたスタッフが、ここからでも選手がみえましたよー、って教えてくれた。それはさすがに気付かないや。

後半はそこまで登り下りなかったけど、一気にばててしまい、ふらふらになりつつ制限ぎりぎりの7時間30分くらいでゴール。ゴールでみかんいただきました。

本当に楽しい大会でした。また来年もあればでてみようかな。