ペリン〜タシディン(5/2)

2012西ベンガル〜シッキム 目次

多分この区間が南部シッキムで最も綺麗で、チャリで走ってて一番楽しい所。観光客が一番やってくる場所でもあります。ペリンのそばのジープロード。すごいいい天気。実は写真右側後ろの遥か向こうにカンチェンジュンガが見えている。信じられない風景。ちょっと豪快すぎて写真じゃ収まらない。。こんな景色の中を、学校に向かう生徒たちが、徒歩で通学していく。山の中の日常。
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ペリン〜ダラップ(Darap)間。本当に素朴な生活があります。ナウシカの風の谷のような。もう少しちゃんと写真を取っておけばよかった。思わず見とれてぼんやり通り過ぎてしまった。ちなみに、道路わきに立ってる「のぼり」のようなものは、チベット名物の旗「タルチョ」。チベットでは紐に括りつけて運動会の万国旗のようにするのが一般的ですが、この地域のものは特殊で、竹に括りつけて旗のようにしてあります。こんな感じで竹はシッキムで大活躍。
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坂を下りきったRimbi付近から道が分岐して、ケチャペリ湖(Khecheopalri)に向かう途中。商店にてコーラ休憩。「日本人だよ、ネパール人じゃないよ」ってネパール語でお喋りしてたら、聞き取れないのに途中からネパール語の応酬になっちゃって。うーん、わかんないよ…。お店の子供さんに無理くりグーポーズしてもらいました。サングラス似合ってるね。高水山トレランの参加賞ということは、さすがに彼も知らないだろうね。
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地道に高度を稼いでケチャペリ湖。この辺りの人達にとっては聖なる湖とされている所です。ただ、ジープツアーの観光ルートでもあり、インド人観光客がわいわい騒いでいて雰囲気台無しです。ガイドで読む限り、山奥の神聖な雰囲気漂う静かなところっていう印象があったのだけど。さすがの観光地。
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入口付近では、日本人の女性の方がインド人の旦那さんとお土産屋さんを営業してます。一昨年結婚されて以来、ここにおられるという話で、まさかこんな所で商売することになるなんて、とのこと。「せっかく来たのに一泊ぐらいしてきなよー。朝のケチャペリは人少なくていいよー」っていわれた。確かにそうかもね。湖周辺には宿がいくつもあって、宿泊には事欠かないようでした。でもすまん、時間ないもんで、宿泊はまたの機会に…。

Lonely planet のガイドには、ここからYuksamまでのショートカット・トレイルがあるというので、サイドバックの荷物をザックに移し換えて突撃準備。いろんな人が止めとけ!と言うのを無視して突っ込んでみたが、あまりに勾配きつすぎて大失敗。トレイルの途中では牛さん登場。
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乗車率5%くらいで担ぎと押しが半々くらい。後で確認したら、おおむね下りがメインだけど、ずっと担いでたような心象。かなりばてた。これをやりたいがためにザック持ってきたのにね。さすがにそんな奴見たこと無いらしくてトレイル途中の地元の方に大笑いされた。
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ユクサム(Yuksam)の街。ここで腹ごしらえ。レストランで「道路でお前とすれ違った」というジープドライバと会った。「君の通ったトレイルがメインロードだよ。ナイスだ」とのこと。ありがとう!
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ユクサム(Yuksam)からタシディン(Tashiding)の雰囲気が素晴らしい。道路から、今日の出発地点ペリンが遥か遠くの方に見える。後ろの山の上の方に見えるのがペリン。本当にすごい所に住んでる。
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タシディンまではトレッキングルートを通るのが王道ルートらしいのだけれど、ちょっと余裕がないのでジープロードを選択。夕陽に映える山並みがきれい。
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途中の街では子供たちが必死にチャリを追いかけてくる。素朴だなぁと思ってたのだけれど、どうやらこの付近を歩くトレッカーが物を与えているようで、なにかくれると思ってたらしい。勘違いだといいけど。日本人の皆様、決してそんなことはしないように。
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タシディン(Tashiding)に着く直前。右上にポコッと膨らんでいる山の上に、タシディン・ゴンパがあります。さらに左手奥に、明日向かう予定のラバングラ(Ravangla)が見えてます。すごい景色。
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